北海道地域づくりシンポジウム

 ハマナス財団の主催で、「北海道地域づくりシンポジウム」が開かれました。
 基調講演はフランスの元ソルボンヌ大学総長の、J.R.ビット氏から「北海道の食と農村を活かすテロワールの提案」と題してフランスの農業・農村を参考に紹介してくれました。
 テロワールとは、あらゆる製造業の加工品を言いますが、(地域の人が地域独自のものを
○高い品質であること
○土地の文化や地理に基づいた本物であること
○いかに売っていくかの戦略をしっかりすることで、経済の国際化の中で攻勢に出て行き残っていけるとの事です。
 こうした中で、公的な品質保証の制度が必要で、それを販売戦略に活かせるようにすることと、地理的表示保護制度を作っていくことも必要と述べていました。
 その後、4人の方によるパネルでスカッションがあり、北海道各地の方から様々な取り組みの紹介がありました。
 最後にビット氏から、「フランスには世界が厳しいとき、天から何かが降ってくるとか、誰かが助けてくれるとかを待たないで、自ら腕をまくってやっていこうという風土がある」と、北海道民にも示唆に富んだ話でのまとめがありました。
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食育

 北海道学校給食研究大会が、中標津町で開催され、中標津高校生の発表や、講演を聞かせて貰いました。
 中標津農業高校では、プロジェクトとして、幼・小・中の各段階の生徒達と共にや差などの作物の作付けや収穫、酪農作業などを行い、そこから得られた食べ物を共に食べることで、食べ物がどうやって作られ、何をいただいているかなど、普通に摂っている食べ物とそれぞれの関わりなどについて知ってもらおうという取り組みです。
 講演では、世界を歩いている方が、やはり食糧のあり方についてを語っていましたが、日本での食生活がいかに贅沢になっているか、捨てられている食糧が世界の貧困層にとってどれ程の量になるかなどを例示していました。
 低開発国で学校を建てて教育支援をしても、まもなく生徒が生活のために働かなくてはならず来なくなる。
 これに給食を出すと、親は食べさせてくれるのなら、と通わせるようになると言うことで、これらの国にとっていかに食事が大変かが解るというものです。
 日本のあり方を考えるべきです。