淡々と

 原発に関わる問題が主要な議論となった第3回定例会が終わりました。
 原発については、エネルギーの確保のあり方も含めて、冷静な議論が必要と思っていますが、電力会社や、原子力行政を進めてきた国のあり方に話題が移り、いわゆる「やらせ」を非難する論調がマスコミによって世論を形成されてきました。福島の教訓をより安全なエネルギーにするため前向きにとらえるか、廃止という方向に進めるか短絡的、感情的にならない議論をしたいものです。
 再生可能エネルギーに変換していく方向が正しいのかも知れませんが、そのコストをどうするか、原子力発電の本当のコストはいくらだったのか、温暖化防止と化石燃料が高騰する中で火力発電はどうするのかなど、経済発展を求める中で基本となるエネルギー政策についてもっと長期的・根本的な議論が必要と思います。

 それはそれとして、今回提案された条例改正案や、事業等に伴う地方負担を求める案件、北方領土や、ロシアトロール船、私学助成、TPP交渉などについての9件の意見書などを議決し、定例会を終えました。

TPPのもたらすもの

 昨年10月4日菅総理の施政方針演説に突如登場したTPP(環太平洋自由貿易協定)への参加論議でしたが、その後大震災対応で一時下火になっていました。
 今回また、APEC会議を前に、参加への検討談義が再燃してきました。
 一般的には農業界からの反対意見が強く、農業対経済界という図式のように言われますが、この検討分野は、医療・金融・サービス・人材など、24の分野にまたがって協議する部会が持たれ、それぞれに問題点を抱えています。

 長期的に続く円高で、輸出を柱とする我が国の経済界が競争力を落とし、苦境にあることは承知していますが、それ程高くない関税の撤廃をしたところで価格競争力がつくとは思えません。
 むしろ求めるべきは、国の金融対策なり、為替対策、そして、得意とする高い技術力につながる科学技術振興ではないのでしょうか。
 それ程輸出競争力が落ちているのに何故こんなに円高が続くのか、不可解です。
 そして、円高は輸入原料の価格引き下げ圧力にもなるはずで、差し引きそんなに大きなマイナスには成らないのではと思うのは、経済音痴の証拠でしょうか?
 それ以上に、経済のグローバル化がもたらす、所得格差の影響が、どれ程社会を不安定にしていくかを考えるべきではないかと思います。アメリカに端を発し、金融崩壊がアイスランドやギリシャを苦境に落とし、中東・アフリカ諸国で革命が起こっているのは何のせいかを、しっかり分析して、自由化論議をするべきだと思います。

初霜

 衣替えとなった二日目、良く晴れた朝でしたから、もしやと思っていたら、やはり霜が来ました。
 気温は2度とか言っていますが、あちこちの低いところは白くなっていました。
 少し高いところではそれ程感じさせないほどですから、デントコーンはやられないで済んだでしょう。
 もう10月ですから霜は当たり前の季節ですが、やはり一日でも暖かい日が続いて欲しいものです。
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花壇の葉ボタンも、芝生も、そして畑のロールの頭もみんな白くなりました

今年は・・・

 8月下旬から9月にかけて雨の多い日が続きましたが、7月から8月中旬までは順調な天気が続いたため、根室管内でも、畑作、飼料用トウモロコシなどの出来は良いようです。
 飼料用トウモロコシ(デントコーン)は、先の15号台風で倒れたところも多く刈り取りを急いでいて、すでに6割くらい刈り取られています。
 我が家の畑は幸い倒伏したところは殆ど無く、赤く色づいて来て、実も黄熟期に入ってきているようです。久しぶりに美味しいサイレージが食べさせられそうです。
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DSC03707.JPG防風林効果で、見事に立っています