ロシア大統領閣下

 事もあろうに今度は色丹、歯舞も訪問すると揺さぶりをかけてきたロシア大統領閣下。
 日本がポツダム宣言受け入れを表明した8月15日ではなく、正式にミズリー号で署名した9月2日を終戦の記念日として、いわゆる北方領土と言われる4島占拠を正当化しようとする姑息な手段に出た事でも分かるように、どの国も領土拡張のためにはどんなことでもするのが世界の国々であるという現実の中に、平和ぼけした私たちは居るのだということを自覚しなければならないのです。
 歴史的な正当性も関係ないということでしょうか。
 旧ソ連は、正式に戦争状態の終結をすると共に日本の国際社会への復帰を認めたサンフランシスコ平和条約締結には署名を拒否しており、またそのとき日本が放棄を認めた千島列島の帰属についても決められてはおらず、そのことはそのままロシア領となったということでもない事も確かです。
 千島列島はパラムシル島までの全島日本の平和的に獲得した領土だという歴史を無視して、一番最初に両国が合意した4島までも戦争の結果獲得したものとするなら、平和条約の締結されていない両国間の戦争状態を復活する(あの大戦でも、日本と旧ソ連は不可侵条約を結んで2国間の懸念を排除した上でそれぞれの相手国と戦っていたものですが)という愚かなことをロシア大統領は求めていると解釈せざるを得ないものです。
 日露戦争の敗北を汚点として来たロシアと同じように、相手国民に恨みの感情を持たせるような解決の仕方は、友好と平和をもたらさないことをロシア政府も思い起こすべきです。
 原点は千島列島全島の領有権の帰属であることを鑑みると、択捉・国後・色丹および歯舞群島は日本固有の領土として引き渡される事が、今後の日ロ両国の友好と平和のためには最も賢明な解決策ではないでしょうか。
 大統領閣下の賢明なご英断を求めます。

課題山積

 今日、11月8日臨時議会が招集される予定という知らせが届きました。(まだ、知事からの招集通知ではありません)議題は、緊急を要する案件、すなわちTPP参加検討についての政府方針が急遽出されることになった事に関して、北海道としての意志を伝える緊急意見書と、強行されたメドベーチェフ大統領の国後島訪問に対する抗議の意見書の議決ということです。
 民主党政権になって以来、アメリカとの関係がおかしくなり、また外交の基本方針がないままに各大臣が勝手な発言を繰り返す。
 これまでの自民党政権も含めて、毎年総理や閣僚が替わって、一貫した政策がとれていないことや、個人的な関係が築けないため、関係国の閣僚との意思疎通がうまくいかなくなっていることや、インド洋での洋上給油からの一方的な撤退、中東の情勢安定のための貢献からの離脱など、国際的な責任も果たしていない身勝手な国との評価も加わって、諸外国から国際的な責任を果たせない国とのレッテルを貼られたかのように、日本の地位は落ち続けていることが、経済発展が著しい中国や、ロシアに軽く見られている原因かとも思います。
 このままではだめだという話を、地元をまわって多くの人と会う中で聞かされます。
 それと共に、民主党が絶対多数を持っているため解散による総選挙も当分行われないだろうから、国民はどうしようもないといういらだちも感じます。
 本当にこのままでは日本がだめになります。

怒り心頭!!

 ロシアのメドベーチェフ大統領が、ついに北方領土に踏み込みました。
 他国の大統領が、我が国の領土に断りもなく踏み込む事態は、我が国の主権を踏みにじってあまりある行為なのに、菅総理はどもりながら、「北方領土は日本固有の領土であり、誠に遺憾」などとのんびりした答弁をしている始末。
 尖閣諸島領海での中国漁船衝突事件で、弱腰を見せた民主党内閣の足下を見ての今回の国後島訪問強行にも何も反応できなかったことに、怒りと失望を感じます。
 せっかく9月下旬の朝日新聞で、「首相が大統領の我が国訪問を歓迎しに出かけよ」と提案してくれたのに、何の行動も起こそうとせず、「あり得ない」とか「自粛を要請する」などと、我が国の領土であることを強調する具体的な行動をとらないまま今回の事態を招いたのは、国土を守ろうとする意志がないに等しい。
 日本が、覇権主義の国々とどう対峙するかは、同様の危機にさらされている東南アジアの国々が固唾をのんで見守っているはずです。
 この国々を味方に付けない限り日本の将来はなくなると思います。
 国民がどれ程悔しい思いをしているか、国民を甘い言葉でだました民主党政権は知るべきです。
 直ちに国会を解散し、国民の改めての意思を確認すべきではないでしょうか。