毎日飛行機

 戸別所得補償の予算確保の要請で昨日夜釧路から上京。
 今日は与党民主党の関係者等のところを、農政部長、飛田北農中央会会長、白川道農連書記長、高橋副委員長と共に精力的にまわりました。
 問題があっても、ともかく与党政府のやることですから、その中で精一杯の予算獲得をしなければなりません。
 来年から実施される畑作の戸別所得補償についても、早くしっかりした方策と予算を明らかにして貰わなければ、営農計画が立てられない事態となります。
 それと共に、緑肥輪作加算や産地資金の使い方など多くの分野についても明確ではない部分があり、現場と打ち合わせながら進めることなど細部についての要請をしました。
 札幌での用務に今年は東京での要請が多く入りとても忙しい毎日で、毎日上り下りのいずれかの飛行機に乗って行き来しています。
 うらやましいと言われますが、そんなものでもないのですよ。

駅伝のように

 標津町体育協会結成50周年行事があり途中からではありましたが参加しました。
 今年は様々なところで50周年記念式典が開かれます。こうして長く続いて居る団体に出会う度に思うことがあります。
 それは、まず『継続は力なり』という事です。
 聞き慣れたことですが、50年間一つの団体が継続すると言うことは、その時々を担った方々が、それぞれ思いを込めながら引き継いで来て、設立当時の目的を果たしながら多くの子供達をスポーツの世界に誘ってきて、町のスポーツ振興に尽くしてこられたのは、継続の力だと思うのです。
 そうしてこのように引き継いで来た人々は、駅伝のランナーの一人として、たすきを受け継いだときから次に渡すまでの間、懸命に走り続けチームのために尽くす役割を果たしています。
 私たち議員も同様で、任期いっぱい地域のために働くことでチームをより高みに引き上げていくことが出来ると信じています。
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アトラクションの一コマで、”トドワラ太鼓”による『祝いの曲』

なぜTPPか?

 今私たちの最大の関心事はやはり、菅総理が突然言い出した「環太平洋経済連携協定(TPP)」です。国内の農業だけでなく、非関税障壁と言われる、各種の規制で守られているものにも大きな影響を与えることが懸念されています。
 しかし問題はそこだけにとどまらず、今開かれているAPECの中でも、このTPPに参加を表明していない国にその波紋が拡がっています。
 日本はこれまでASEANプラス6(東南アジア諸国連合に、日本・韓国・中国・インド・オーストラリア・ニュージーランドを加えたもの)の中での連携を提唱していました。
 それが突然環太平洋・・・となったのですから、TPPに参加を表明している国以外からの、日本に対する信頼がまたも低下することになります。
 私たちもそうですが、普段からの意見交換が出来ていない中で、突然の表明は、混乱と信用を失うばかりだと、これまでこのたぐいを繰り返してきた民主党政権は思い起こすべきです。
 このままでは日本の国際的地位が落ちるばかりです。
 もう学習期間は過ぎています。

道民総決起大会

 TPPに関して、「地域社会のあり方など『この国のかたち』を問う道民総決起大会」が開かれ、全道から1500人を超える農業をはじめ、一次産業の皆さんが
結集しました。
 この問題がどれ程北海道に大きな影響を与えるかを危惧する気持ちが、会場からあふれた人々で感じられました。
 民主党代表の佐々木前農林水産大臣政務官の挨拶で分かったことは、民主党内でさえ今回の施政方針演説で唐突に出てきたTPPなる言葉が理解できなかったという、誠にお粗末な菅総理を頂点とした民主党政府の有様です。
 これではまるで、責任を持たない烏合の衆ではありませんか。
 夜、長谷川岳氏のセミナーで講演した石波茂氏のように、課題とは正面から立ち会う姿勢とは全く違うと思いました。
 石波氏のように、いつもながらしっかりと軸足を持って分かりやすく、丁寧に説明できる宰相が待ち望まれるところです。

人に優しい道

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 農水省庁舎正面入り口前に、写真のような歩道があります。
 ウッドチップと言って、木材を小さく削ったものを敷き、樹脂で固めたものですが、歩くと多少弾力性があり柔らかく足に優しい気がします。
 アスファルト舗装が工事も簡単で、長持ちし、多分コストも安いのでしょうが、こうした建設材に利用できない国産の間伐材などを活用した歩道ももっとあって良いのではないかと思います。
 雨の吸収も良く、工事の仕方によっては地下に吸収して水の地下貯蔵にも使えるかもしれません。
 国産材を使うと言うことは、雇用や産業育成にもつながります。
 コスト高のようですが、そのコストは広く多くの方面に人が働く機会を作ると言うことで、これまでの短絡的な利益追求とは違いますが、一時的な雇用対策より、これからの日本の行き方を示唆しているのではないでしょうか。

緊急全国大会

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 「TPP交渉への参加に反対し日本の食を守る緊急全国大会」に参加し、北海道と全国の地方議会代表として(全国から選ばれたわけではなく主催者が指名したものですが・・)決意表明の役割を果たしました。
 会場の日比谷野外音楽堂には3000人の農業関係者が全国から集まり、絶対阻止という意気込みを示しました。
 演壇に立った各地区の代表は口々に、十分な検討も準備も説明もない中で日本の農業と地域経済を破壊する、安易なそして何の前提も持たない多国間経済連携協定に参加していくことに、大きな懸念と反対を表明しました。
 このことについては、さも輸出産業と農業の対立のようにとらえられていますが、実は労働や、通信、金融、公共事業発注などの非関税障壁といわれる分野も丸裸にされるということは、あまり知られていません。
 国民の皆さんは、それぞれが自分の守るべき分野を持ってはいないでしょうか。
 国もこれと同じだということを思い起こして、この問題を考えてみて欲しいと思います。
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追求すべきは

 尖閣諸島付近での中国漁船による巡視船衝突事件の様子が、ユーチューブに投稿された事に関し、海上保安庁が自らの調査では事件としての立件が出来ないとして、検察庁に告発したとのニュースが報じられました。
 私のようなこういったことに関する素人から見ると、この映像がどうして公開できなものであるかということが分かりません。
 中国漁船による公務執行妨害で逮捕しながら、処分保留のままで中国側からの圧力で釈放して帰国させた事件の日本側の正当性を示す映像であるのに、これを公開せずに裁判の証拠品として公開しない方がよほどおかしく、公開して日本の正当性を主張し、法に基づいて粛々と処分すべき事をしなかった政府の方が間違ってはいないのでしょうか。
 犯人捜しをする前にこの程度の映像を公開しなかったことに対する責任追及をすべきと思います。

道総研

 独立行政法人・北海道総合研究機構(略して・道総研)へ政策審議会メンバーで視察に行きました。
 他のメンバーは夏にも行っているのですが、そのときは私は行けなかったので、初参加でした。
 これまでも道内外の企業や作業現場などの提案などを受けて、単独や共同研究で数々の成果を上げてきた工業試験場が今回の訪問先でした。
 まずは、今成果を上げつつある研究の紹介から始めました。
○見分けのつかない真鱈のエコーによる雌雄判別。
○秋鮭の肉色判定法。
○標津町のNPO法人・NTTドコモと共に行ったGPSを使ったヒグマの行動調査について。
などの紹介を受けた後、研究展示室に移動してほぼ完成している、
 重いものを持ち上げるとき補助をする「背筋力補助スーツ(といったっけ?)」
 腰を曲げないで除雪できる「柄の曲がったスコップ」
 障がいなどで不自由になった人のためのマグネットボタンを使った「片手で付け外し出来るボタン付きワイシャツ」など実際に体験もしました。
 小さな改良や、発明ですが、北海道の今後の活性化のために大きな力を発揮できると期待します。
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観光振興と座席数

食と観光調査特別委員会で、北海道の観光に関わっている各団体の代表の方々をお招きして、それぞれの抱えている問題や、提言などについて聞いた上で懇談をしました。
様々な問題がありますが、一番大きい問題は、北海道を訪れる観光客が減り続けていることと、地域格差が大きくなっていることのように受け止めました。
ここから派生して、旅館の安売り合戦になったり、バスが規制緩和以後過剰状態が続いたりしているように思います。景気の落ち込みが続いて居ることや、退職して旅行をする年代が、将来不安でお金を使わなくなっていること、観光地(温泉地)の魅力が薄れて、都市部のホテルに泊まる傾向が強まっていることなども影響しているものと分析できます。
しかし、それを更に増幅しているのが航空便の座席数削減です。大阪便や、名古屋便の中止や減便、中型機から小型機への切り替えなどで搭乗率は少し上がっても、乗客数は減っていくばかりで、これも訪れる客数が減少している大きな原因にもなっています。
着陸料や、航空燃料税の割引など地方空港を利用しやすい対策や、旅行客受け入れのためのさらなる工夫を重ねて、双方が上向いていくきっかけをつかむよう切磋琢磨していかなければならないと思いました。

多忙です

 定例常任委員会が開かれ、静かだった議会も一斉に動きました。
 特に8日の臨時議会開催を決定し、TPPに関わる動きが多く意見書の作成や、その後の動きについての日程調整など、私にとっては今後の上京日程が次々と飛び込んでくるため、地元での活動や行事出席が出来なくなり、祝電対応などに追われることになります。
 10日にはTPPに関する全国大会、12日は全道大会、15日は戸別所得補償予算についての中央要請、17日は未定ながらTPP参加反対の意見書を持って中央要請など東京へばかり行かなければならなくなりそうです。
 移動はまた夜を使うしか有りませんが、自分でも予定を管理しきれなくなりそうです。
 しかし北海道のためを考えれば、そんなことはいっていられません。
 なんとしてもこんな重要なことを拙速に決めていくことは防がなければなりません。