デフレ脱却は?

本当にできるのだろうか?と言うのが正直な気持ちです。
失われた20年と言われた、長く厳しい不況の原因は、極端な円高と、際限のないデフレによるものだったことは、誰もが感じていたことでした。
安倍総理が登場して、一番に手がけたのも、この二重苦からの脱却でした。
日銀総裁を入れ替え、通貨供給量を倍にした結果、円高は大幅に是正され、株高につられて一部では高いものが売れるようになりました。
しかし、末端では給料は上がらず、雇用形態も改善されず、牛乳のように生産費に基づいてのメーカーとの交渉で引き上げがあっても、やはり消費者は少しでも安いものに手が出る心理を狙って、大型スーパーではこのような扱いです。
350円の牛丼も健在、ユニクロも大盛況。
タクシーには乗らず、忘年会も節約志向。
これではデフレ解消はまだまだ先のようです。


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