倫理の欠如

韓国での修学旅行生を乗せた船の海難事故は余りにも悲惨で、亡くなった生徒や未だ不明の子供の親の皆さんのことを考えると心が痛みます。
原因や、避難誘導のお粗末さなどについて様々な報道がなされていますが、何よりも船長をはじめとする乗組員が、乗客を置き去りにして、一般人と偽って逃げ出している事です。
あの国は、儒教の影響が強く残って、家族や同胞を何よりも大事にする国であったはずです。
それが、数年前に起こったイタリアでの事故と同様、船長がいち早く逃げ出すとは、と唖然としてしまいます。
事故の際の避難訓練をしていなかったとか、積み荷を安全基準の倍積んでいたとか全く倫理に欠ける状況は韓国で何かが変わってしまったとしか思えません。
犠牲になった方々に思いを致すと共に、我が国がこうならないためにどうすれば良いかについてしっかり考えなければならないと思います。


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