ロシアトロール船

今日は、根室管内の国後島に面している羅臼町・標津町・別海町から、町長や、漁業組合長が道庁や、議会を訪れ、根室海峡でのロシアトロール船の操業停止を要望されました。
ロシアトロール船は、昭和63年から羅臼沖のスケソウを取るために現れ、当時10万トンを超えていた漁獲が、たった5年で一気に4分の一に減少し、今では一万トンはおろか、5000トン以下にまで減少して来ています。
その上、以前は操業しなかった標津や、野付沖の水深10メートル程度の海域まで範囲を伸ばしホッケや、コマイやカレイまでがその資源を無くしています。
毎年羅臼では道や国に資源保護のため操業停止を要望してきましたが、北方領土問題も絡んで、ロシア側では民間のやっていることとして応じようとしません。
なんとしてもこの海域でのトロール漁を止めさせなければ、漁業者が生きていけなくなるばかりか、大切な資源が完全に枯渇してしまう事をロシア側にも知らしめなければなりません。


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