原発アレルギー

今日は知事総括の日。
昨日までの各部審査で、部長等の答弁の中から、更に知事に訊きたいことをまとめて訊くのが知事総括と言います。
私たち自民党からは、人口減少に対する今後の総合的な検討の進め方や、新エネルギーについて、自立型経済移行への考え、介護福祉計画改定についてなどについての質問をしました。
今議会のテーマは、「人口減少問題」としてそれに関連する様々な質問をしてきましたが、今日はその最後となるものです。
人口減少問題を解決するには、地域に於ける様々な施策を総動員する必要があり、各振興局や、道庁内各部を総動員して、各地域での意見聞き取りや、今後の振興計画をまとめながら、一年でも早く対策していかなければなりません。
そうした中で地域の産業振興のためには、出来るだけ安価で安定したエネルギー(電力)が欠かせないため、将来の脱原発を念頭に置いた、新エネルギーの構成割合を訪ねたところ、全体の3分の1を目標にするとの答弁でした。
これを進めるために、早急に開発や、条件整備をするようにとの付帯意見を付けようとして、民主党との協議を行ったところ、安価で安定したエネルギーとは、原発のことを言うとのことで削除を求められました。
産業振興の中では、この条件は外せず、新エネルギーといえども安く、安定したものでなければならないと言うことを言っていると、時間をかけて説得し、ようやく通すことが出来ました。
原発アレルギーは道民生活に責任を持たなければならない人達にも強くあることを思い知らされました。


Categories:

Tags: