人口減少問題

岩見沢市で、振興局主催の「人口減少問題フォーラム」があり、日本創成会議代表の増田氏の講演を聞きに行きました。
講演内容は、これまで報道されてきた、日本の人口減少の中で、地方は自然減と、社会減の双方から影響を受け、消滅が予想される地域が850ヶ所のにのぼると言うことの根拠を分かり易く解説したものでした。
ポイントは二つで、先ず人口減少の速度を落とすために、出生率を1.8まで回復させること。その為には今の20代後半の結婚割合を現在の40%から60%に引き上げる事が必要。更に、20代前半の結婚割合が8%から25%になれば、出生率2.1(人口維持できる水準)も可能と言うことです。
二つ目が、東京一極集中の原因を取り除くことが必要と言うことです。
いずれにしても一年でも早く取り組むことで、国も「国土デザイン2050」の中で、全国に地域の拠点を多く作り、そこを中心に地域を維持する方策を検討するとしていますので、地域としても将来構想と共に、今取り組めることをすぐやることが必要だと思います。


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