崖崩れ

羅臼町で山崩れ、という情報で早速現場に行きました。
役場に入った最初の情報は海岸が10メートルぐらい隆起しているというものだったそうですが、何故そうなったかが直ぐには理解できずに気象庁などに地震の情報などを確かめるとそうした兆候はないと言うことで、現地で調べると大規模な崖崩れ(山崩れと言える規模)で、海岸の波打ち際が押し上げられた結果の隆起と解ったそうです。
幅300メートル余り、奥行き200メートル、深さは数十メートルに及ぶ大規模なもので、今後どのくらい拡大するか見当がつかないということです。
現場に住宅や番屋などの建物がないことが幸いでしたが、羅臼町だけではどうしようもないと言うことで、月曜日国・道・町などのあらゆる関係機関が集まって今後の対応策を立てると言うことでした。
羅臼町は、この一年、大雨による崖崩れに始まり、大雪、雪崩、高潮災害と災害続きです。
住民が安心して暮らすために今後何を整備していくか町としっかり連携して行かなければならないと思います。
海岸で向こうに見える岬のようなところが隆起しているところ。次の写真は旧国道(町道になっている)ところで崩れたところ
退任される羅臼の脇町長の最後の仕事となりました。




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