サハリン沖

昨日夜のニュースから、気になるものが出てきました。それは、知床半島の海岸で大量の海鳥が、油まみれになって発見されたというものです。勿論海岸に油が流れ着いたという話もなく、原油や廃油を積んだタンカーの事故も確認されていません。推測では、北の方から何らかの原因で油まみれになって死んだ海鳥が、流氷に乗って運ばれてきたのではないかと言うことです。こうしたことを考えた時、サハリンにはオホーツク海の中に多くの原油採掘の井戸が掘られていると言うことを、改めて気付かされます。もし万一あの採掘井戸で事故が起きたら、そして原油が流出したらと思うと、対岸の火事では済まない身近なこととして実感させられます。危機管理を万全にしないと、豊かなオホーツクの海や、北海道のオホーツク沿岸は、壊滅的な被害を受けることになると、この油まみれで死んだ海鳥が教えてくれたように思いました。


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