付加価値

 北海道の地域振興の切り札のように言われる一次産業の振興は、これまで、本州の(日本の)植民地であった北海道にとって、常に課題であり続けました。しかし、いつの間にか常に政府からの補助金を入れ続けることでしか成長できない体質になっていました。これまでの道庁や政治家の役目も補助金の獲得にいかに知恵を絞って働くかでした。それが間違っていたとは決して言いませんが、それが自立を後らせてきたことは確かではないかと思います。自立しようとして、実は自立できないようになっている。そんな歴史を続けてきたように思います。そしてまた、北海道でとれる一次産品は、その素材の良さ故に付加価値を付ける必要が無く売れていたので、付加価値産業が育ってこなかったとも言えます。これが、大規模化と共に人を必要としなくなるため、地域振興にはなかなか繋がりませんでした。みんなが一次産品に付加価値を付けてと言います。しかしそれは、何をどのようにして付加価値を付けるかについては各論さまざまで、未だに決め手となるものがありませんでした。食糧難を目前にして、今不幸なことですが、原料のままを高く売ることが一番の早道ではないかと思うこの頃です。

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