安さの代償

 最近、格差やワーキングプアが問題となっています。競争原理を取り入れたことに大きな原因があると思いますが、その前にその伏線として、国民の皆さんが支持したデフレがあると思っています。安いことが正義と、国内生産物を安く安くと競争させ、果ては人件費の安い韓国や中国へ生産拠点を移したり、これらの地域からの輸入品が市場を席巻したりすることになりました。原料調達や、合理化・効率化を追求して安くする努力をするのは勿論ですが、100円ショップで何故これが100円なのかと思ったことはありませんか。人件費の安い国で生産しているからですね。これは安い人件費を輸入していることになります。それに対抗するためには国内の人件費も同じように安くしなければなりません。ここにパートタイマーが労働の主流になったり、ワーキングプアが発生したるする原因があるのです。
 お互いにその持っているものを正当に評価していくことが、本当の平等につながるのではないでしょうか。政治とはそうしたことを捉えて実現していくものではないかと、政局ばかり作っている今の国会を見て情けなく思います。

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