不思議な失業

アメリカ発の不況の波が輸出産業に広がり、派遣や契約社員を中心に人員削減が拡大しています。昨年末から、テレビや新聞などのマスコミで大々的に報じられていて、全国的にこれはひどいと言う認識が広がっています。
ちまたでは、失業してすぐにお金がほとんど無いというのはどうしてだろうとか、こういう働き方を求めた人達が多いのではないのかといった疑問の声も聞かれます。
豊かな時代の生き方が一気に通用しなくなった端的な例とも言えます。そんな中で私が疑問なのは、「派遣切り」により失業した人達のことです。この人達は派遣会社に雇用はされていなかったのでしょうか。
私の認識では、いわゆる派遣社員は派遣会社に雇われ、そこから受入会社に派遣され、そこから支払われる給与の一部を派遣会社が受け取り、何割かを抱えている社員に払っていたのではないのでしょうか。仮にそうだとしたら、派遣先で雇用を打ち切られても派遣会社から解雇されない限り一定の給与は支払われるのではないでしょうか。
こんな疑問を持つのは勉強不足だからでしょうか。


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