エゾシカ対策

これまで何度もこのテーマが出てきました。
保護管理計画によって、本来絶滅を危惧して保護すべきエゾシカが、増えすぎて「対策」となったものです。
私が初めてエゾシカを見たのが1980年頃だったと思います。
ビート堀のオペレーターをやっていて、隣の農家のビート畑で夕方突然あらわれたのを見て感激したことを覚えています。
それ以来だんだんとどこでも見かけるようになり、畑作の農家から「何とかして欲しい、食用の芋ばかりを掘って食べられる」との訴えを聞くようになりました。
その方は「この鹿は誰のものだ?」といっこうに対策を示してくれない支庁の職員に聞いたそうです。
するとこの職員は「道民のものでしょうね」と答えたので、「それでは悪さをしないように”もくし”でもして繋いでおいてくれ」と言ったそうです。
とんちのきいた、笑えない話です。


Categories:

Tags: