東京の頭

今年も事業仕分けが始まりました。
昨年話題を集めながら、単なるパフォーマンスではないかと思えてしまうような仕分け効果と、実施具合でしたが、今年もまたあの蓮方氏の冷たい目が復活しています。
今年は特別会計が対象ですが、この様子を見ていて、なぜ国会がその機能を使わずに、有識者など一般の人にそれをやらせるのかという疑問がわきます。
公開の場で国民にに分かりやすい方法だと自負しているようですが、国権の最高機関である国会の機能を否定しているようなものではないでしょうか。
国会でこの作業をしても、公開の場でマスコミを入れてやることは出来るでしょうし、それこそ選挙民に選ばれた国会議員のやることではないでしょうか。
それさえ否定するのであれば、あんなにたくさんの議員は必要ない、もっと言えば莫大な費用をかけて国会議員を選ぶ意味がないとまで言えないでしょうか。
国会のあり方の仕分けでもやったらいいのではと思うのはおかしいでしょうか。
TTPもそうですが、民主党のあり方は、東京の頭で考えていて、地方のことはそっちのけになっているように感じます。
(自民党の小泉内閣もそうでしたが・・・)


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