農業への視点

TPP参加が議論になっています。
  国際競争力が弱い農業について、何ら国内対策などの方向性が示されない中での突然の菅総理の表明で、農業界だけでなく、政権党の民主党内でも混乱が拡がっているように見えます。
  政治主導を標榜している民主党政権ですから、このようなことはままあるのでしょうが、せめて党内議論と政府内の議論くらいはしてから表明するべきではないかと思います。
 それにしてもこうした自由化論議が出る度に国内農業の保護問題が浮上しますが、国民の皆さんが食料の安全保障についてどう考えているか知りたいものと思います。
  国際的に食糧危機になったときや、紛争などで食料輸入が途絶えたとき、備蓄もない日本の食料を支えるのは誰なのかと思いますか?
 「実質食糧自給率は25%程度(飼料穀物や、肥料の輸入が制限されたとき生産できるカロリーの最大値として)でしかないので、自給など考える必要はない」という話もありますが、それでも一人あたり1500キロカロリー確保出来れば生きていくことは出来るはずです。
  その生産基盤をなくすことは、全くの自殺行為で、そのためにも保護だけでなく、基盤整備をしっかりとして、堆肥生産や家畜糞尿の十分な利活用方策を国家戦略として確立しておくことが、無駄な投資や、過剰投資、農業過保護、ましてや個人資産の造成になるとは思えないのですが、これをお読みの方はどう思いますか。
 ご意見があれば、snow204@tettyan.com へお寄せ下さい

コメントを残す