またも怒り

今日2011年産米の作付け目標数量が発表されました。
この中で、北海道配分が昨年比3.4%減とされ、全国平均を1.2%下回るものとされました。
昨年までは目標数量を守らない県へのペナルティーを割り増し配分されていましたが、それがなくなったことや、備蓄米として政府買い上げとなっていた米が売れるまで実需実績に反映されず、売れない県は作付けも削減すると言うことにされたためです。
これまで正直に減反に協力して、苦しい転作を受け入れてきた北海道の稲作農民としては、とうてい理解して受け入れることの出来ないものです。
まして、これまで計画数量を無視して過剰作付けを続けて来た府県の削減幅が小さく、プラスになっている県さえあることには、怒りがわき上がってきます。
一体苦しい経営の中で規模拡大をし、コスト削減に努めてきた北海道の稲作(畑作もですが)について、今の政府はどう思っているのでしょうか。
低コストの北海道を減らして、コスト高の県を増やすという政府のやることが分かりません。


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