放射能の拡大

東北南部、関東の一部産の野菜から放射能が検出され、1年間食べ続けても健康に影響ないと言いながら出荷停止、摂食停止などを呼びかけていますが、今日はその品目拡大に加えて東京都の上水道でも乳児の摂取制限の呼びかけをする事態となりました。
一つ一つの対応遅れが、次第に大きな影響を広げています。
恐れていたことが次第に現実になっていく恐怖は、遠く離れた私たちにさえわき上がってきます。
原発という制御しにくいものに発電を頼らざるを得ないところまで、経済発展と便利な生活を追い求めてきた人間に対する鉄槌なのでしょうか。
こんな時こそ、食料生産基地北海道の本領を発揮すべき時だと、叱咤しますがどうも鈍い動きのようです。
牛乳は、関東方面の工場の製品製造ラインのダメージが大きくホクレン丸で原乳を送っても製品に出来ない事や、現地パックしようとしてもパック用の紙がないなど、歯がゆいことばかりです。
せめて夏に向けて、野菜などの出荷を増やすよう農業団体としっかり打ち合わせをしていかなければなりません。
選挙運動などしていられない気持ちです。


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