一時養鹿と完全養鹿

北海道で、養鹿とその産業化を目指したいという方達と会合を持ちました。
ニュージーランドで養鹿業をになっでいた、北海道出身の方が、多額の税金をかけての鹿駆除や、鹿柵設置などが、鹿の適正管理につながっていない事に大きな悔しさを感じ、何とか北海道での養鹿業とその利用拡大をしたいとの情熱を持って居る方を中心に幾人かが集まって、その可能性を模索しています。
北海道では現在、エゾシカ協会を結成して、駆除と食肉としての用途拡大を図る努力をしているところですが、日本には鹿肉を食べる文化がないことから、割高で肉質の安定しない鹿肉の消費拡大は進んでいないのが現状です。
養鹿は鹿肉の安定供給と、肉質の安定などに有効とされていますが、とにかく頭数を減らすことが最優先との考えから「一時養鹿」を部分的に取り入れていて、牧場の中で繁殖まで行う「完全養鹿」はまだ考える段階にはないとされています。
今日は、ニュージーから送ってきた鹿肉を、「竜田揚げ」や「和風煮込み」など4種類に料理して試食しましたが、2才の若い鹿肉ということで柔らかく、竜田揚げなどは鯨肉といっても解らないほどで、調理の仕方で、いかに家庭に取り込めるかの工夫が大事と教わりました。
今一時養鹿を取り入れている事業者の方と、販路を持って居るこの方とを結びつけることによって、捕獲と利活用が進められればと思っています。


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