医療の立場から

議会に戻り、決算書面審査の合間に、自民党団体政策懇談会にも出席しました。
丁度午後の最後が医師会との懇談で、医師会側からも、TPPに参加したとき、アメリカ流の株式会社の医療参入(今の日本では、医療法人の形でしか認められていない)により、混合診療や、利益第一の経営など、今の日本の医療体制が破壊される恐れが強い、との懸念が示されました。
また、医師の地域偏在の問題や、看護師などスタッフの不足、研修病院の不足などについても改善の要望が出されました。
とかく高収入で、自分本位ととられがちな医師ですが、社会的な役割を果たそうとする方が殆どということも改めて感じました。
また、道内、特に地方に医師を確保するためにも地方から医大に進学できる教育の力を付けるべきという意見も出されました。
まさに然りです。


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