新幹線認可

北海道新幹線の札幌延伸が認可されました。
但し開通は24年後とのこと。二つの疑念があります。
一つ目は、今のところこの工事費は1兆6千7百億円余りと見積もられていますが、そのうちの3分の1から貸付料を引いた約4千億円は北海道が負担しなければならないということ。財政難にあえぐ北海道が負担しきれるか。
勿論24年かかるのですから単純に割ると1年170億円で、他の施策に影響は出ます。
もう一つは、24年後はどんな世の中になっているか、ということです。
今政治、経済、外交力、子供の学力などが急速に弱くなり、国際比較ではどんどん国力が落ちている中で、開通する頃までに日本がこの工事をやりきれるか、またそのとき今見込んでいるような経済効果が出せるかと言うことです。
そして、この頃には、日本は東京だけ、北海道は札幌だけに一極集中しているのではないかとも思います。
便利になればなる程その傾向が強くなるからです。
さて、新幹線は吉か凶か?
ムラサキツユクサ。露のように消えなければよいが・・・。


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