北辺の守り

陸上自衛隊標津分屯地(第302沿岸監視隊)の創立55周年記念式典が開かれ、来賓として出席しました。
この分屯地は、北方領土を間近にした地に、沿岸監視機能を置き、情報収集することで、不測の事態を防ぐという目的で昭和32年に標津、羅臼両町に駐屯する部隊として設置されました。
当時は対岸の国後島の沿岸警備隊が駐留していて、夜にはサーチライトの光が昼のような明るさでこちらの海岸を照らし、操業する漁船に不安を与えていました。
また、東西対立が激しく、ソ連の侵攻も予想されたことで、日本としてもその情報収集と監視が必要でした。
50人ほどの小さな部隊ですが、地域に溶け込み、他地域との訓練を重ね北辺の守りとして、最前線で頑張っています。
整列した部隊 私の挨拶
展示された装甲車など バイクドリルの演示




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