ビザなし訪問事業

今日の北方領土特別委員会で、ビザなし訪問事業の見直しについて質問と提案をしました。
ビザなし訪問事業は、平成4年の開始以来21年が経過し、所期の目的は達しつつあるものの、交流のあり方や、参加者について見直しの時期ではないかとの声もあり、そのあたりについて質問をしました。
交流の中では、はじめの頃有った住民との対話集会が、ロシア側から「政治論争となるので取りやめたい」との申し入れがあって中止し、今では「冬のくらし方」や、「子供の遊び」などの差し障りのない対話になっています。
せめて、日本に来たロシア人には、「日ロ共同作成資料で」、北方領土の歴史くらいは確認すべきではないかとただしました。
また、参加資格についても、元島民や、運動関係者となっていて、大学生など、これから運動を担って貰いたい若者の参加できる枠が非常に狭く、これも改善すべきと思っています。
道では変えられず、国に申し入れるとの答弁でしたが、改善して貰いたいものです。


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