酪農ヘルパー

昨日の同窓会も夫婦で出席したので、牛舎の方は息子と、酪農ヘルパーに任せて出かけました。
酪農家は、一年365日1日も仕事を絶やすことは出来ません。
牛という生き物を生活の糧としているのですから当然なのですが、定期的に休みのある人達から見ると、休めないというのはつらいものです。
そこを埋めてくれるのが、酪農ヘルパーという存在です。
今では、出かける用事の時だけでなく、休暇を取ったり収穫が忙しい時などにも使うようになって、需要がどんどん高まってきています。
然し、ヘルパー要員の確保はそうたやすいものでなく、初めての若い人達を育てるのには一年かかります。
その間運営者は経験者に付けて、訓練をしなければならず、その育成費用は多額になります。
これまでは、基金事業で助成がありましたが、それもなくなり、新しい方策を立てなければならなくなっています。
毎年多くのメンバーが新規就農や転職で入れ替わるので、それを利用料金に上乗せすることも出来ないのが現状です。


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