TOEFL導入

今日の新聞1面に「大学受験にTOEFL」という見出しを見て、ようやく踏み切るかという思いがしました。
韓国では高校卒業資格にTOEIC(英語国際コミュニケション能力検定)800点以上を取り入れるなどして、国際的に活躍できる人材を育てることに全力を挙げ、アメリカ等への留学を大幅に増やし、企業の海外進出や、国際的な人脈形成などで、技術レベルの向上や輸出競争力を増しているのに、日本ではゆとり教育のせいか、学力が落ち同時に英語力低下と、内向き志向が強まり、アメリカへの留学がこの10年で半減するなど孤立化への道を歩んで、それが韓国とは逆の方向へと陥っていると感じていました。
今回のTOEFLは英語能力判定で、コミュニケーション能力とは違いますが、それでも英語力の低下にストップをかける効果はあるのではと思います。
それにしても、インドでの高校授業参観の際、高校生が私に聞いてきた「今の授業を見て日本の高校生のレベルと比べてどうですか?」という世界を意識するレベルの差は、なかなか埋まらないのでしょうね。


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