自民党とTPP

札幌に自民党の石破幹事長が来て講演をし
ました。
自民党支持者への講演と、北海道政
経懇話会への講演は同じ部分が多かったよう
で、その大部分がTPPへの自民党と政府の
姿勢でした。
中国や、北朝鮮の日本に対する
姿勢が強くなる事に対応して、経済面で東南
アジアや、環太平洋諸国と連携していかなけ
ればならないこと、交渉の中に入らなければ
何の情報も得られず加盟するかどうかの判断
さえ出来なく、参加するとすればまさに今し
かないとの説明でした。
そのこととは別に、
農業の強化をして、「農業農村所得倍増10ヶ
年計画」を参議院選までに示すとされていま
すが、北海道農業にとっては食の維持と安定
が先ず確保されることが大事で、所得倍増は
それ程望んではいない事です。
こうした中
で、石破幹事長は、これまでの高い関税で守
られてきた農業でも、耕作放棄地や、高齢
化、といった問題が振興している事実を率直
に反省し、新しい政策を打ち立てるとのこと
でした。
自民党が、反対と懸念の多いTPPと国内政策の改変をやり通せるかどうかが今後の選挙に大きな影響を与えることになると思われます。


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