昨日6回目の当選が決まり、多くの方からお祝いの言葉やメッセージをいただきました。無投票での当選でしたので実感は湧きませんでしたが、これから4年間で取り組まなければならないことの重圧を感じています。先ずは仲間の当選に力を貸すこと。そしてこれまで聞き取ってきた酪農復興対策を農政部と協議していくことから始めたいと思っています。NHKでは議員になろうという後継者難でやめるのをやめた事例として特別に取材をし放送されており、余り名誉なことではありませんがこれもまた今後の課題としなければならないと思っています。新年度が今日から始まり、4月1日のエイプリールフールでは有りますが、嘘ではありません。
告示そして無競争当選
道議会議員選挙が告示となり、10時10分から出陣式を行い、その後第一声を事務所前で集まった100人余りの方々に聞いていただきました。先ずは管内の産業の柱となる農林水の振興を図り、それを基盤として商業やサービス業、建設業などの地域産業を振興していく。またその地域産業を支える人口の減少を防ぐ為、少子化に歯止めをかけ、教育のレベルアップなどで人を育てる気運を高める。ようやくコロナによる影響の薄れてきた観光もこれから「アドベンチャートラベル」に道東の魅力を売り込むことなどをお話ししました。「現場と行政をつなぐ」「地域をつなぐ」「未来へつなぐ」の3つをキーワードにして地域の活性化を図ります。夕方5時には受付が締め切られ無競争当選が決まりました。
告示前夜
明日からの道議会議員選挙を前に、事務所内の準備をしました。今回は出来るだけお金を掛けず、大袈裟にならないようにしたため普段使っている事務所一カ所を選対事務所として使うことにし、他の町には設置しないことにしました。出陣式での神事は事務所内で行うため限られた人たちしか入らないので、建物の中の他の事務所やオーナーの了解をいただいて共用スペースのロビーを使わせていただくために、テーブルの移動などを行い、事務所内もすっかり片付けて明日の出陣式に臨むだけとしました。明日は受付に行くメンバー、ポスター貼りのメンバー、事務所スタッフなどは早出、私達は8時半出動の予定です。
支持者からの手紙
選挙戦を前に、ある支持者の方から手紙をいただきました。内容は「管内では人口減少が進んで、市になる勢いのあった中標津町は2万2千人台となり、1万人いた標津町では4千人台、羅臼町も4千人を割り込もうかと言うほど、別海町も2万人から壱万千人台と減少が激しい。人口減少は地域の活力を削ぐことになり益々人口減少を進めてしまう。道議にはこのことを踏まえて公約として人口減少を止める方策を訴えて欲しい」という内容でした。本当にその通りで普段考えている事でもあるので、これから取り組むことの中に取り込むことにしました。
雪印「中標津ゴーダーチーズ」
牛乳の値上げ以来消費の落ち込みは予想以上で、現在約8%の低下と言われています。私達酪農家は経費の高騰は勿論ですが、生産抑制・または減産が経営的にも心理的にも影響が大きく苦しいものです。経営的な苦しさは、日本より早くコロナによる抑制経済から回復した諸外国での需要増となった穀物やロシアのウクライナ侵攻で燃油や肥料価格などが高騰した為ですが、生産調整はインバウンドが無くなり、お土産などに使われていた脱脂粉乳の消費が落ち込み過剰在庫が異常なほど積み増された脱脂粉乳の過剰在庫調整のためです。この状況打開に期待されているのが、生乳換算で300万トンと言われている輸入チーズの国産置き換えです。特にプロスチーズの原料となっているゴーダー・チェダー・モッツアレラなどのチーズです。この中で原料チーズではありながら美味しいと評判の高い「中標津ゴーダーチーズ」が根室管内でしか販売されていないという話を聞いたので、雪印中標津工場の工場長を訪れ、何故なのかを伺ってきました。答は簡単で、営業部では無く、工場直接の販売のため、中標津と別海の農協にだけしか卸していないためと言うことでした。この他では工場とネット販売が有りますが、一ヶ月に300個程度と少ないとの話でした。シュレッダーにしたり、道産子プラザで販売したりとまだまだ伸びる可能性があるのではとお話をしてきました。
遊説
知事選5日目、今日は根室管内での遊説でした。朝8時に根室市での遊説をスタートし、別海町・中標津町・標津町・羅臼町と、各町一カ所で15分間の訴えでしたが、応援弁士が町長を含め3人と言うことでどうしても時間を押してしまい、途中急ぎながら何とか時間どおりに斜里町へと送り出すことが出来ました。今日朝にはみぞれ交じりの雪となり、道路状況が良くない事もあり、根室市から別海町に来るのが若干遅れ少し焦りましたが、皆さんの協力のお陰で中標津町には時間どおりに入ることが出来ました。しかし最後の羅臼町は非常に強い風を伴った猛吹雪との情報があり、室内では急には無理だろうかと連絡をしていたところ、到着時に商工会の会議室が借りてあり、無事集まった皆さんに寒い思いをさせないで済みました。知事は声が少しかれてきたものの若さで皆さんに強い口調で訴えており、議会では見られない姿が窺えました。根室管内は道議選はどちらも見投票の公算が強く、知事選での投票率が気になりますが、4年に一度の選択の機会ですので必ず投票に行ってほしいものと思います。
木の根
東京は既に桜が満開だとか。まだまだ雪が残っていて桜の開花までには1ヶ月も掛かるこの地方です。先日、新聞のコラムでこれほど当を射ている言い方は無いと言うものに出会いましたので、その事を書かせてもらいます。それは「都会は樹木の枝であり、華やかに花が咲き、その後は豊かな緑の葉をつけ秋には実をつける。しかし考えてみて欲しい。どんなに華やかに見える木でも根がある。その根は土の下にあるため人の目には見えない。知らず知らずのうちに根が弱っても木が枯れるまで人は気付かない。今の日本はこの最も危険な状態のところにある。」人も物も華やかな都会に憧れてその幹を伝ってどんどんと吸い上げられていく。今、田舎は人口減少にあえぎ、生活基盤は脆弱になっていくばかり。幹さえどんどんと痩せ細り流れも悪くなっている。都会に住む人々はそれには気付かず、自由競争時代とばかりに品質の良いものを安くと求めている。葉で作られた養分は根に送られそこで蓄えられる。木は地上にある部分(枝)と地下にある部分(根)が等しくなければならないものだ。
応援
今のところ(と言うしかないのですが)私の選挙区では別の立候補者が無いと言うことで、他の激戦区への応援に行く予定を立てています。その地域になじみの無いものが応援に行ってもそれほどの効果が無いことはこれまでも経験済みですが、厳しい選挙に臨んでいる候補の勇気を奮い起こすためにも出来ることをしてやりたいものと思い準備をしています。先ずはその地域の知り合いを探すこと、次にその方に連絡をすること、そして最後にそこを訪問して依頼をする、と言うのが持っても効果的な支援ですが、微々たるものである事は間違いない。それでも一票でも相手を上回ることで勝利を得られると信じていきたいと思います。
淡々と
18日に伊東後援会と自民党各支部の緊急合同役員会で、伊東氏が支部長を鈴木貴子氏に譲り自身は次の選挙で比例区から出馬するという意向を示されたことを受けて、今日中標津で同様の緊急役員会を招集してその事を説明することにしていましたが、23日に、22日に既に決定したとのファックスが入り、党本部のやり方に腹を立てていたところでしたが、今日はこれまでの経過を説明し、今後どのようになるかの推測を皆さんと話しました。依然として地方支部に配慮しない党本部には不信感が残りますが、今後とも自民党の地方支部を守りながら必要な政治を実行していくことにするしか有りません。
納得がいかない
統一地方選を前に毎日様々な事があり、このブログに書ききれないほどなのに夜になると疲れでパソコンを抱えたまま寝てしまうため、久し振りの投稿となりました。先々週の土曜日、鈴木親子の中標津での新春交礼会があり、地元道議として出席しましたが、その際宗男参議から「第7選挙区支部長が、伊東良孝氏から鈴木貴子に変わることが決まった。昨年11月に伊東氏から貴子に申し入れがあって、党本部もこれを了承する事になっている。選挙が終わったらその事ははっきりすることになる」との発言があり、地方紙にそれが載ったことから自民党員の反発と疑念が出てきたという話が釧路市の方から伝わってきました。このため私から伊東氏の事務所に「何の説明も無いまま進められると混乱を生む」と連絡したところ、18日に緊急の後援会と自民党各支部役員の合同会議が開かれ、ここで伊東氏からこれまでの経過と決断に至った経緯が述べられ、「保守分裂の事態は避けたいこと、選挙後に党本部でその事をはっきりさせて道連大会後に交代をしたい」との発言があり、出席者からは「承服しがたいものはあるが、伊東氏の決断である以上受け入れざるを得ない」などの発言がありました。この時伊東氏は22日に党本部で茂木幹事長や森山選対委員長、道連の冨原幹事長などが集まって会議を開くことになっていると言っていましたが、今日、突然私の事務所にFAXが入り、「22日をもって第7選挙区支部長を鈴木貴子氏とし伊東氏を北海道比例区第3支部長とする」との決定連絡が入りました。私は統一地方選が行われているこの時にその様な重大な決定が地方支部を無視して党本部でなされたことに到底納得が出来ません。